WHOのボスは、次のパンデミックの前に世界政府に「主権を引き渡す」よう促します

WHO boss orders world government's to hand over their sovereignty before next pandemic hits

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス長官は、世界の指導者たちに対し、次のパンデミックが到来する前に、各国の主権をWHOに譲り渡すよう促しました。

WHO事務局長によると、別のパンデミックが「間もなく」発生し、それはCOVID-19よりもはるかに致命的で、より広範囲に及ぶだろうといいます。

テドロス事務局長は、WHOの加盟国に向けた重要な演説の中で、次のパンデミックが「今後」必ず起こると警告しました。

「もし私たちがやらなければ、誰がやるのでしょうか?そして、もし今それを行わなければ、いつになるのでしょうか」と付け加えました。

Msn.com が報じるジュネーブで開催される10日間の年次世界保健総会は、WHOの75周年記念と重なり、将来のパンデミック、ポリオの撲滅、ロシアの侵攻によって引き起こされたウクライナの健康危機を緩和するための支援措置などの世界保健上の課題に取り組むことになっています。

WHOの194の加盟国は現在、来年の総会での採択を目指し、パンデミック条約の草案を作成しています。

「この世代の(パンデミック協定への)コミットメントは重要です。なぜなら、この世代は、小さなウイルスがどれほど恐ろしいものかを経験したからです」とテドロス氏は言いました。

同会議で、各国は2024-25年の68億3000万ドルの予算を承認しました。この決定は、WHOの資金調達モデルがあまりにも小規模で、ドナーの気まぐれさに過度に依存していると考えられていたため、その修正に向けた各国のコミットメントを試したものです。

この予算には、予算、ガバナンス、財務政策などの改革を約束する代わりに、昨年の予備的合意に基づく加盟国の義務的費用の20%増額が含まれています。

米国のミシェル・J・シソン国際機関担当次官補は、今後の増額は「改革の継続的な進展を条件とする」と述べました。また、中南米諸国からも、WHOに対し、自分たちの地域に対する慢性的な資金不足に対処するよう要請がありました。

WHO Boss Orders World Govt’s To ‘Hand Over Sovereignty’ Before Next Pandemic - The People's Voice (thepeoplesvoice.tv)