敵との取引

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バイデン大統領とウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領、
2022年12月21日(水)、大統領執務室にて。/ ホワイトハウス公式写真。

ヴォロディミル・ゼレンスキーが率いるウクライナ政府は、ロシアとの戦争でウクライナ軍を動かすために必要なディーゼル燃料を、アメリカの納税者の資金で賄うようになった。ゼレンスキー政府が1ガロン当たりいくら払っているかは不明だが、ペンタゴンは数十年にわたるアメリカのアフガニスタン戦争で、パキスタンの港からトラックやパラシュートでガソリンを輸送するために1ガロン当たり400ドルも払っていた。

さらに知られていないのは、ゼレンスキーが燃料をロシアから購入していたことだ。ロシアとワシントンは戦争状態にあり、ウクライナ大統領とその側近の多くは、ディーゼル燃料の支払いに充てられたアメリカドルから数百万ドルをくすねていたのである。中央情報局(CIA)のアナリストによるある試算では、横領された資金は少なくとも昨年は4億ドルに上った。別の専門家は、キエフの汚職のレベルはアフガン戦争のレベルに近づいているとし、「ウクライナからは専門家の監査報告書は出てこないだろうが」と述べている。

「ゼレンスキーはロシアから安くディーゼルを購入している」と、ある事情通のアメリカ情報当局者は私に言った。「ガスと石油の代金は誰が払っているのか?それは私たちです。プーチンとそのオリガルヒは、それで何百万ドルも儲けている」

キエフの多くの政府省庁は、世界中の民間の武器商人と武器や弾薬の輸出契約を結ぶために、文字通り「競争」してフロント企業を設立し、そのすべてがキックバックを提供していると聞いたことがある。それらの会社の多くはポーランドやチェコにあるが、他にもペルシャ湾やイスラエルにも存在すると考えられている。「ケイマン諸島やパナマなどにもあって、アメリカ人がたくさん関わっていると知っても驚かない」と、あるアメリカ人の国際貿易専門家は私に言った。

汚職の問題は、昨年1月にキエフで行われたCIA長官ウィリアム・バーンズとの会談で、ゼレンスキーに直接提起された。この会談を直接知る情報機関関係者から聞いたところでは、ウクライナ大統領に向けた彼のメッセージは、1950年代のマフィア映画に出てくるようなものだったそうだ。キエフの将軍や政府高官たちは、ゼレンスキーの強欲さに腹を立てていた。

バーンズはまた、CIAやアメリカ政府関係者に汚職が知られていた35人の将軍や高官のリストをゼレンスキーに提示した。ゼレンスキーは10日後、アメリカの圧力に応え、リストの中で最も派手な10人の官僚を公然と解任し、それ以外はほとんど何もしなかった。「その10人は、新車のメルセデスでキエフ市内を走り回り、金を持っていることを堂々と自慢していた」と、その諜報部員は私に語った。

シーモア・ハーシュ著:
TRADING WITH THE ENEMY - Seymour Hersh (substack.com)


ゼレンスキーに直接会う人は、ことごとく失脚していくのでそろそろ次あたり岸田の順番ですか?

They-are-all-gone.-Biden-is-next


いつの時代も戦争は儲かるんですな....
サダムフセインが隠し持っていた大量破壊兵器とはコレでした...